Character(月追いの都市)

リゼル・L・アマランス
1332年生まれ。
イデリア王国の学院に籍を置く学生。かつて世界(ラグクーア)から姿を消した「都市エクリス」及び「エクリス神殿」の守護者の血族で、運命を強制する「エクリス」絡みの全てに対して強い嫌悪感を抱いている。そのためか現実では刹那的な享楽に走る傾向があり、やや火遊び好きな面も。几帳面な部分と、いい加減な部分の差が激しい。エクリスという名も嫌いなため、普段は養父の姓を(勝手に)名乗っている。
学院外でアルバイトをするのが密かな趣味。

ソフィシア・R・エルセレス
1330年生まれ。セレスターラ王太子(当時)ルデウス第三子。
天空の浮遊諸島に存在する王国セレスターラの王女。
とあるきっかけで「都市エクリス」に迷い込み、リゼルと出会う。生きることは幸せで尊いことだと信じる彼女には、リゼルの生き方や彼が抱く破滅的な想いが理解できない。
深く考えることが苦手な割に、思い込んだら融通が利かなくなることがある。行動派だが、あらゆる対応が大雑把。
年の離れた腹違いの弟を可愛がっている。通称ソフィア。
趣味は変装(男装や女装)して宮殿を抜け出すこと。うじうじと悩む女々しい男や、言い寄ってくる貴族の男は嫌い。

サーディン・Z・エクリス
リゼルの実の父親。
冷たき天才と呼ばれた魔術師で、エルシアの遠縁にあたる。エルシアの近くにあっても自我を保てる唯一の人間である。エルシアの世話役を押しつけてきた神殿に多大な不満を抱きながらもエルシア自身のことは放っておけずにいる。
息子リゼルのことは彼なりに溺愛しているが、愛情の方向性が歪んでいるために、本人からは腐った生魚の如く嫌われている。
趣味は珍しいものを集めることや、絵を描くこと。

エルシア・ラグ・エクリス
都市エクリスに存在する「エクリス神殿」の守護者。
濃いエクリスの血を持つ者同士を掛け合わせることで力を高められ、守護者となるべく生まれた少女。濃すぎる血に宿る力は、やがて周囲の全てを、エクリス自身をも破滅に導く定めにある。
ずっと手に入れたい「あるもの」を、都市エクリスで待ち続けている。
趣味は歌うことや踊ること。彼女が紡ぐ言葉は未来の予見であることが多い。